- 渓流ルアーで使うラインがわからない
- そこそこ高い買い物なので失敗したくない
この記事では,渓流のルアー釣りでおすすめなラインをまとめています
渓流に限りませんが,ルアーって高いんですよ
ラインを太くすればそのぶん切れにくくなるので,ルアーをロストする可能性は下がるんですが,あまりに太いとおかしな動きをしてしまって釣れにくくなるジレンマが…
釣具屋さんやAmazonでは星の数ほどのラインがあって(そんなには無いけど),どれ買えばいいのかわからないんですよね
その悩みを解決するのが,同じように渓流ルアーにベストなラインがわからずネットを調べまくったぼくがまとめたこの記事です
結論!渓流でルアーを使うならラインのおすすめはこんな感じ
- ラインの太さは3~4lb(PE:0.6~0.8号)
- ラインの色は透明,イエロー,ピンク,オレンジ
- ラインの素材はナイロンかPE
- PEを使う場合は必ずリーダーにフロロカーボン等を使う
それでは解説していきます
渓流のルアー釣りのラインの太さ
3~4lb(PE:0.6~0.8号)
まずは太さからいきましょう。一般的に渓流のルアー釣りで使われるラインの太さは3~4lb(PEラインなら0.6~0.8号)だそうです
渓流のルアー釣りでターゲットになるのはアマゴ,ヤマメ,イワナなどであり,よく釣れるサイズは20cm台なので,そこまで太いラインは必要ないんですよね
ラインの太さが3~4lb(0.6~0.8号)もあれば,よっぽど無茶な合わせ方やひっぱり方をしない限りそうそう切れません
感度も大事
また,ラインの太さで感度が変わってきます。魚が食いついたかどうかの感触が伝わりやすいかどうか?ということですね
細いラインを使えば細かい動きも伝わりやすいので,小さなアタリに気づきやすくなります
その反面,岩や流木などの障害物にこすってしまった時に切れやすいんですよね
太いラインなら根がかりには強くなるのですが,感度が悪くなってしまいアタリを逃してしまうかもしれない…
あなたが金銭的にとても余裕があって「ルアーのロストなんて痛くも痒くもないぜ」という状況ならば(そんな富豪はそういない)細いラインをおすすめします
ぼくのように食品スーパーで期限間近の割引品ばかりを買っているタイプは太めのラインを買ったほうがストレス少なく釣りができると思います
渓流のルアー釣りのラインのカラー
渓流に限りませんが,ルアー釣りのラインはカラーが豊富です
釣れる色なんてあったら全商品がその色になっていると思うのですが笑,魚も目視している可能性はありますので…見やすさ重視で選びたいところですが,魚への影響が少ない色がよさそうですね。ですのでラインナップの多い
- 透明
- イエロー
- ピンク
- オレンジ
あたりが無難だと思います
渓流のルアー釣りのラインの素材
渓流ルアー以外にも!ナイロンライン
渓流ルアー釣りに限らず,色々な釣りで使われまくっているのがナイロンラインです
というのも,ナイロンラインは伸縮性がある素材のため粘りがあり,魚のバイト(咥えること)を弾きにくかったり,負荷がかかると伸びてくれるので大物や根がかりでも切れにくいというメリットがあるんですね
また,値段も安いため,何回か釣りに行って古くなったら気兼ねなく巻き替えができるという,庶民に優しいラインの素材なんですよね
渓流のルアー釣りでコスパがいいのがナイロンラインということです
渓流ルアーで流行りのPEライン
PEはメインラインに
昔はお値段が高かったのですが,各メーカーの企業努力により値段が下がったのも手伝って,最近流行りなのがPEラインです
PEラインは数本の細~いラインを撚(よ)り合わせて作られており,引っ張りに強く伸縮性が低いのが特徴です
ルアーに細かいアクションを与えたい場合などは,伸縮性が少ないPEラインは力がダイレクトに伝わるので向いていますね
しかし,PEライン最大の弱点が摩擦への弱さ。ちょっとこするだけであっという間に切れてしまいます
ですので,PEラインを使う場合は,リーダー(ショックリーダーとも呼ばれる)を使うことが必須となります。お金かかるね
PEのショックリーダーにフロロカーボンを
「リーダー(ショックリーダー)って何やねん」って話ですが,餌釣りでいうとハリス…針の先から数十cmの透明な糸のことです
PEラインは摩擦に弱いので,摩擦が起きやすいルアーから数十cmくらいは摩擦に強いフロロカーボンを使おう!ということですね
渓流のルアー釣りは岩や沈木の近くを攻めねばならないため,擦(す)れに強いフロロカーボンの力を借りるわけです
またフロロカーボンは比重が重いため水に沈みやすく,水温が低く魚が底に居付いている時にも活躍してくれます
高価なPEラインやルアーをロストしないためにも,PEラインを使う場合はリーダーとしてフロロカーボンを使いましょう!
渓流のルアーに合ったラインの選び方
スプーン・スピナーならナイロンライン
渓流ルアーで釣れないときの切り札として使われるスプーンやスピナーをよく使うならナイロンラインがおすすめです
スプーンやスピナーはロッドアクションをかけなくても,スローリトリーブ(ゆっくり巻くこと)だけでアクションを起こし,魚を誘ってくれます
こちらから動かく必要がないので,PEラインのようにハリのあるラインは必要なく,渓流魚のバイトをしっかりフッキング(魚が針にかかること)をしてくれるナイロンラインが有利なんです
また,スプーンやスピナーだけでなく,ミノーも使うことができますので,あなたが「とりあえず渓流でルアーを使って釣ってみたい!」という場合におすすめなのがナイロンラインですね
ミノーならPEライン+フロロカーボン
「ナイロンラインでミノーも使えるって言ったじゃん(激おこ)」となったかもしれませんが,落ち着いてください。ミノーを多様するならPEライン+フロロカーボンがおすすめなんです
ミノーをメインに渓流釣りをすることをミノーイングというのですが,ミノーにアクションを与えるためにひっきりなしにロッドをチョンチョン動かす釣りなんです
ですので,それらのロッドアクションをしっかり伝えてくれるPEラインの出番なんですね
そして,擦れに弱いPEラインのデメリットを補うために,リーダーにフロロカーボンは必須となります
ミノーは高いから意地でもロストしたくないんです笑
渓流のルアー釣りにおすすめなナイロンライン
とにかく安い!コスパ最高のクインスター
渓流のルアー釣りでおすすめなナイロンラインはこちら,サンラインのクインスターです
600mで約1,000円と破格なので,こまめに巻き替えても家計へのダメージが少ないです!ケチらずガンガン交換しましょう
また,何かとお金のかかる渓流ルアー釣りですので,これから始める人の出費を抑えてくれる優しいヤツです
見やすい。トラウティスト
サンラインのトラウティストは黄緑色で見やすいです
視認性に優れているので,ロングキャスト(遠投)や複雑な流れの渓流でもルアーを見失いにくく,目を凝らさなくていいので快適に渓流釣りを楽しめます
150m巻きですが,75mでマーキングが入っているため,2回に分けて使えるのもGOOD
1,000円強で巻き替えが1回できるので,クインスターほどではないですがコスパ良しですね
速そう。ピンク色が見やすいナイロンラインGT-R
開発者に車好きがいたとしか思えない,非常に見やすいナイロンラインのGT-R
「魚に見切られる(見つかってしまう)のではないか」と思われるこの色ですが,半透明なピンクは魚に見切られにくいのだとか
300mで2,000円弱と,トラウティストとあまり差がない価格ですので,あなたがピンクや車が好きであればいい選択肢になると思います
こちらも75mでマーキングがついていますので,4回巻き替えができますね
強くて見やすいプレッソタイプN
きれいなオレンジ色のプレッソタイプNは見た目だけでなく,耐摩耗性向上剤という聞き慣れない材料が含まれているナイロンラインで,摩擦に強くなっています
伸びても切れにくい耐久性があるので,大物がかかっても安心してファイトを楽しめます
鮮やかなオレンジ色で,目も疲れません
100mで1,000円弱と,他のナイロンラインと同じくらいですので,ナイロンラインなら耐摩耗性向上剤が含まれいてるこちらがイチオシですね
渓流ルアー釣りにおすすめなPEライン
まずはコスパ。ラパラ ラピノヴァXマルチゲーム
憧れのブランド,ラパラが手掛けるラピノヴァXマルチゲームはコスパが良いです。高性能なわりに低価格なんですね
視認性が良く目に優しいライムグリーンで,釣りもしやすいです
150mで1,500円と,やはりナイロンに比べると高価ですが,PEにしては安価なんです
同じくコスパ。デュエルのPEライン,ハードコア
強そうな商品名はデュエルのPEライン,ハードコアです
PEラインの定番商品であり,その理由は8本編みからくるしなやかさと強さですね
ラインカラーが一定の長さで変わるため,視認性が良いだけでなくサーフフィッシングなどの遠投時にも選ばれるPEラインですね
200mで2,000円台前半と,他のPEラインに比べて安価なのもありがたいですね~
ちょっといいぞ。よつあみのPEライン,エックスブレイド
よつあみですが8本編みです(よつあみはメーカー名)
GソウルにはGP加工という特殊な加工がされており,操作性・耐摩耗性をグッと向上させてくれています
また,8本編み独特のしなやかさも手伝って,軽量なルアーを使う渓流ルアー釣りに向いていますね
ライムグリーン色で釣りの最中も見失いにくいです(PEラインのライムグリーン率よ…)
150mで2,000円台中盤と,やや値は張りますが釣りのしやすさに貢献してくれます
いいものを。モーリスのPEライン,バリバス スーパートラウトアドバンス
スーパーでアドバンスでマックスパワーなラインです
強度と感度に優れたPE素材,比重が高くコシのある素材を撚り合わせてあるので,ライントラブルが少なくキャストの精度を上げてくれます
色はライトグリーンとオレンジから選べるのも嬉しいですね
100mで2,000円台前半と,なかなかのお値段ですが,この金額でハイグレードな物を買えるのも釣りの嬉しいところです
渓流ルアー釣りのPEに必須!リーダー用フロロカーボンの紹介
とにかく安いぞ!クレハのフロロマイスター
コスパ最強なクレハのフロロマイスターです
320mで1,000円弱と,一生かけても使い切れないんじゃないかと思うほどの長さが巻かれています
これだけ安ければリーダーをガンガン交換できるので,リーダーの痛みが原因によるルアーや渓流魚のロストを避けられますね
ダイワ カーボンライン プレッソ タイプF
渓流釣りではあまり使われないカーボンラインですが,その比重から水に沈みやすいため,小型のミノーやスプーンなどを深いレンジ(層)を泳がせたい場合に助けになってくれるのがこちら
伸びにくい素材のため感度が良く,アタリをとりやすいだけでなくロッドアクションも伝えやすいラインです
その反面,その硬さゆえにライントラブルが起きやすく,あなたが初めて渓流釣りに行く場合であればおすすめしづらい面もあります
100mで1,000円台前半と,平均的な値段設定ですね
出たぞGT-R。サンヨーナイロン アプロードGT-R
渓流ルアー釣り用のフロロカーボンで,薄い色が特徴的なアプロードGT-Rです
渓流のルアー釣りで透明なラインを使ったことがあるならわかると思うのですが,ルアーがどこを泳いでいるのが分かりづらいんですよね…
その点,アプロードGT-Rはうっすらと色が付いていますので,釣り(というか目)が少しラクになります
150mで1,000円台中盤と,こちらも平均的な価格ですね
ダイワ ショックリーダー プレッソ タイプF
名前が同じでややこしいのですが,こちらはショックリーダー専用のプレッソ タイプFです
PEラインと組み合わせると真価を発揮するので,「一番いいのを頼む」というあなたにおすすめなフロロカーボンです
30mで1,000円台前半で,結構いいお値段します
渓流ルアー釣りのラインまとめ
長くなりましたが最後までご覧くださりありがとうございました。まとめますね
- ラインの太さは3~4lb(PE:0.6~0.8号)
- ラインの色は透明,イエロー,ピンク,オレンジ
- ラインの素材はナイロンかPE
- PEを使う場合は必ずリーダーにフロロカーボン等を使う
あなたが良いラインに恵まれることを祈っています!
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